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善光寺がスタート地点を返上

北京五輪の日本の聖火リレーの出発地となっていた長野市の善光寺が出発地を辞退することとなった。これは混乱が続く状況のチベット問題と世界各国の聖火リレーに善光寺幹部が会議で決定したもの。

善光寺 写真いちだんと混沌としてきた日本での聖火リレーの対応と在り方。「仏教寺である本院も黙ってはいられない」そんな表現がギリギリのところで見えた決定となった。

もっとも渦中の問題の聖火リレーを仏教寺からスタートするというコース設定にも問題がなかったわけではないと思います。

これはチベット問題が無かったにせよスポーツイベントの聖火リレー出発地の設定が仏教寺院ということに無条件で問題無しというわけではないという意味も含め有効です。



しかし聖火リレー8日前の善光寺の辞退にも、日本国内的には賛同する意見が多いと思われます。インドでは15000人もの警備を付け大波乱含みの国内状況をなんとか凌いだ感がある聖火リレー、この善光寺の決定は有史に残る日本の宗教的決定事ではないだろうか。


この決定には「もっと早く辞退を表明していれば・・・」という意見もあることでしょう、しかし善光寺側もギリギリまで協力に努めていたわけです、最後は境内での由々しき事態への予測が仏教寺としての理想に反していた、というところではないでしょうか。

日本人のもう一つの側面

この問題に関心を持つ私を含む日本人から、もう一つの側面を持っている点に気が付きます。

ある意味で中国政府を含む国の体制を中国国内的にみるとそれはマジョリティーと言えます、それに対しチベット人はマイノリティーです。マイだろうがマジョだろうが人権問題です、と言い括ってしまうこともできます。しかし日本人の私からみてマイノリティーを見逃していない日本人は素敵だな、と思える瞬間でもありました。

この問題の一応の到着点はダイライマと中国共産党の代表が話し合う地点にあります。決して北京五輪の閉会式ではありません。

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